クラウド会計とは？

クラウド会計とは、会計ソフトがネットワーク上にあるサーバ（クラウド）の中に存在しており、それを利用してデータを蓄積していくシステムをいいます。従来のインストール型のように会計ソフトを入れた特定のＰＣだけで作業をするのではなく、ＰＣ、タブレット、スマホ等の色々な機器から、インターネットを通して作業することができます。また、ネットバンク、クレジットカ―ドなどの取引情報から自動的に経理ができる機能や、スマホ等で領収書を撮影するだけで、そこから文字情報を認識して仕訳を作ってくれる機能もあり、活用すれば大幅な業務効率につながります。

 

 

 

クラウド会計における税理士の役割

クラウド会計を導入した場合、顧問税理士は、まずお客さまにクラウド会計の利用方法をお伝えし、初期設定をサポートします。そしてネットバンク等からの自動仕訳データ取り込みは原則的にはお客さまご自身で行っていただき、登録された結果を随時チェックして、コミュニケーションを取りながら仕訳を修正・確定させ、税務申告へつなげます。月次訪問型の顧問契約に比べ、リアルタイムでの帳簿作成が可能になり、スピード感のある経営判断に役立ちます。